キ97 (航空機)
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キ97は、第二次世界大戦時に計画された大日本帝国陸軍の輸送機である。計画は三菱重工業。
概要
[編集]人員輸送を目的とした双発輸送機で、外形はオーソドックスな低翼単葉機である。1943年(昭和18年)2月に試作指示がなされた。設計の基礎はキ67「飛龍」であるが、胴体部分は木製とされ、新規設計された。しかし戦局の変化により1943年9月に製作中止が決定され、完成機は1機も存在しない。
諸元/性能
[編集](データは全て計画値)
- 全幅:23.0 m
- 全長:20.0 m
- 全高:5.70 m
- 主翼面積:67.5 m2
- 自重:8,450 kg
- 全備重量:13,000 kg
- 最高速度:546 km/h (高度 5,400 m)
- 搭乗員:2名
- 兵員:21名
参考文献
[編集]- 安東亜音人『帝国陸海軍 軍用機ガイド 1910-1945』(新紀元社、1994年)
- 橋立伝蔵 監修『日本陸軍機キ番号カタログ』文林堂、1997年。
関連項目
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